KLab(3656)の株価が、ゲーム関連株の中でも再び注目されています。
直近では8月14日終値が205円。8月6日の248円からは大きく調整しており、短期間でかなり値動きの激しい展開となっています。8月12日には206円、8月13日は207円、8月14日は205円と、現在は200円台前半で推移しています。
一方で、KLabには今後の株価を左右する可能性のある材料がいくつもあります。
【2026年完全版】Web資産構築 オールインワン・マスター講座大きな材料になった「ヒロアカ」と「ジョジョ」
KLabが注目された大きな理由の一つが、新作ゲームです。
8月6日には、アニメ「僕のヒーローアカデミア」の新作アプリゲーム「僕のヒーローアカデミア UNITED SURVIVAL」が正式サービスを開始。
さらに8月13日には、アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズの新作モバイルオンラインゲーム「JoJo’s Bizarre Adventure: Golden Spirit」も正式サービスを開始しました。
特に「ヒロアカ」は、8月7日にApp Store無料ゲームランキングで1位を獲得したことも発表されています。
ゲーム株では、新作タイトルがヒットするかどうかが株価を大きく左右します。
そのため今後は、単純に「KLabの株価が安いか高いか」ではなく、
新作ゲームのダウンロード数・ランキング・課金状況
などを追いかけることが重要になりそうです。
決算は大幅改善
もう一つ見逃せないのが業績です。
8月6日に発表された2026年12月期第2四半期決算では、上期の売上高が49億6900万円となり、前年同期比57.2%増。
営業利益は3900万円の黒字となりました。
前年同期は6億4800万円の営業赤字だったため、大幅な改善です。
さらに第2四半期単独では営業利益4億9300万円を確保し、第1四半期の営業赤字を吸収して上期黒字に転換しています。
これはKLab株を見るうえでかなり重要なポイントです。
「DQスマグロ」も業績に貢献
KLabでは、「ドラゴンクエスト」シリーズの新作スマートフォンゲーム「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」も大きな材料になっています。
4月21日にリリースされた同タイトルは順調な立ち上がりとなり、2か月強の期間で十分な収益を確保したとされています。
その結果、KLabは2026年12月期の通期業績予想として、
売上高170億円
営業利益10億円
を見込んでいます。
前年は営業赤字だっただけに、ここから本当に営業黒字を定着させられるかが重要です。
【2026年完全版】Web資産構築 オールインワン・マスター講座ただし、株価はかなり乱高下
KLab株で注意したいのが、材料が出たときの値動きの大きさです。
実際、2025年9月には「ドラゴンクエスト」シリーズの新作アプリ開発を担当することが明らかになったことで、株価が前日比39.4%高となったこともありました。
今回も新作ゲームや決算への期待から買われましたが、8月6日の248円から8月14日には205円まで下落しています。
つまり、
期待で一気に上がる一方、材料が出尽くすと売られる
というゲーム株らしい値動きには注意が必要です。
200円台から再び上昇できる?
現在のKLabを見ると、200円台前半が一つのポイントになっています。
ここから新作ゲームの好調が確認され、業績改善が続けば、再び上値を試す可能性があります。
一方で、ゲームの利用者数や課金収入が期待ほど伸びなければ、現在の株価に織り込まれている期待が剥落する可能性もあります。
特にKLabの場合、
「新作がヒットするか」
が非常に重要です。
ゲーム会社は、ヒットタイトルが出れば業績が大きく変わる一方、ヒット作が続かなければ業績が急速に悪化することもあります。
今後チェックしたいポイント
KLab(3656)を見るなら、次のポイントに注目です。
- 「ヒロアカ」の利用者・売上ランキング
- 「ジョジョ」の初動
- 「DQスマグロ」の収益が継続するか
- 「BLEACH」「キャプテン翼」の既存タイトル
- 営業利益10億円の通期予想を達成できるか
- 200円台を維持できるか
- 新作ゲームのヒットによる業績上振れがあるか
特に、新作ゲームの初動→決算→株価という流れを追うと、KLab株の動きが分かりやすくなります。
まとめ
KLab(3656)は、現在200円台前半まで調整していますが、決して材料がなくなった銘柄ではありません。
むしろ、
「ヒロアカ」
「ジョジョ」
「ドラゴンクエストスマッシュグロウ」
「業績黒字化」
という複数の材料を抱えています。
2026年12月期上期は営業黒字に転換し、通期でも営業利益10億円を予想しています。
一方、8月6日の248円から8月14日の205円まで下落していることからも分かるように、期待と失望によって株価が大きく動く銘柄です。
今後の焦点は、200円台前半から再び上昇トレンドへ戻れるのか、それとも新作ゲームへの期待が一巡するのか。
ゲーム株は「材料が出てから買う」のではなく、次に株価を動かす材料が何なのかを先に考えることが重要な銘柄と言えるでしょう。
※株価は2026年8月14日終値ベース。ゲームのヒットや株価上昇を保証するものではありません。投資判断は最新のIR・決算・株価を確認したうえで、ご自身の判断で行ってください。
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