ミライロ(335A)株価は今後どうなる?決算後に急落、ここから反発できるか

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ミライロ(335A)は、障害者手帳アプリ「ミライロID」などを展開する東証グロース市場の企業です。

直近の株価はかなり荒い動きになっています。8月14日終値は321円で、7月末の334円からは調整しています。さらに8月19日には、一時410円のストップ高水準まで買われる場面がありました。

この銘柄で現在注目したいのは、業績の下方修正と新しい材料が同時に出ていることです。

第3四半期決算は減益

8月13日に発表された第3四半期決算では、今期経常利益予想を従来の増益予想から一転して27%減益へ下方修正しました。

中間期の時点でも、売上高は前年同期比7.6%減の3.91億円、営業利益は61.5%減の3100万円と、減収減益でした。

このため、

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「成長企業だから株価も上がる」

と単純に考えるのは危険です。

一方で、ミライロIDそのものは成長しています。

中間期末時点で導入事業者数は4,270事業者、ユーザー数は61.7万人まで増加しています。

つまり、

サービス利用者は増えているのに、短期的には業績が伸び悩んでいる

という状態です。

それでも8月19日に急騰した理由

ここがミライロ株の面白いところです。

8月19日には、一時410円まで急騰しました。

材料となったのが、ヤマト運輸の「クロネコメンバーズ」とミライロIDの連携です。ミライロIDの利用者が、クロネコメンバーズの本人確認で障害者手帳情報を利用できるようになる取り組みが公表され、これが株価を刺激しました。

さらに、ミライロは7月にもドコモグループ独自のユニバーサルマナー研修を共同開発すると発表しています。

ほかにも、

  • Jリーグで8チームが「ミライロチケット」を導入
  • 障害者雇用向け「ユニバーサルマナー検定(雇用)」を提供開始
  • 株主優待制度

など、事業を広げる材料が続いています。

ミライロ株は「材料株」として面白い

ミライロのようなグロース株は、業績だけではなく新規導入・提携・サービス拡大が株価を大きく動かすことがあります。

今回もまさに、

321円付近まで調整

新しい提携材料

一時410円まで急騰

という動きになりました。

321円から410円なら、約27.7%の上昇です。

このように、材料が出たときの値幅が大きい銘柄なので、短期投資家からも注目されやすいでしょう。

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ただし、PER・PBRには注意

ミライロ株で注意したいのが株価指標です。

8月7日時点ではPERが約27倍、PBRが約4倍となっていました。

決して「業績に対してものすごく割安な株」とはいえません。

むしろ市場は、現在の利益だけではなく、

「ミライロIDが今後どこまで普及するのか」

という将来の成長性を評価していると考えたほうがよいでしょう。

今後の株価で重要なのは400円台を維持できるか

短期的には、今回急騰した400円前後の水準を維持できるかがポイントになりそうです。

410円まで買われた後、再び300円台へ戻ってしまうようなら、今回の急騰が一時的な材料株相場だった可能性があります。

逆に400円台を維持し、さらに410円を明確に突破するようなら、次の上値を試す展開も考えられます。

ただし、急騰した直後は利益確定売りも出やすいため、高値をつけたからといって、そのまま上昇が続くとは限りません。

中長期では「ミライロID」が鍵

ミライロを中長期で見るなら、株価よりも「ミライロID」の成長を追うべきでしょう。

ユーザー数が増え、

61万人

70万人

100万人

と拡大していけば、サービスの価値も変わってきます。

さらに企業・自治体・スポーツなどへの導入が増えれば、利用者数だけでなく収益化にもつながる可能性があります。

一方で、利用者数が増えているにもかかわらず利益が伸びない状態が続けば、株価には厳しい展開になる可能性があります。

まとめ

ミライロ(335A)は、現在かなり注目しておきたい銘柄です。

一方では、

業績下方修正
減収減益
無配

というマイナス材料があります。

しかし、

ミライロIDの利用者増加
ヤマト運輸との連携
ドコモグループとの研修開発
Jリーグへの導入拡大

など、将来の成長を期待させる材料もあります。

そのためミライロ株は、

「業績だけを見ると慎重」
「材料と成長性を見ると面白い」

という非常に評価の難しい銘柄です。

特に8月19日に一時410円まで急騰したことで、今後は400円台を維持できるのか、それとも急騰前の300円台へ戻るのかが短期的なポイントになりそうです。

今後の決算で「利用者増加」が実際の利益成長につながってくれば、現在の評価がさらに変わる可能性があります。

逆に、利用者は増えているのに利益が伸びない状況が続けば、期待先行だったことが意識される可能性もあります。

「ミライロIDの成長が、いつ利益に変わるのか」

ここが、この株を追いかけるうえで最大のポイントになりそうです。

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